【書評】大和田尚孝著 『システムはなぜダウンするのか』 日経BP社

 ITサービスマネージャ試験に向けた事前勉強の2冊目として、大和田尚孝著日経コンピュータ監修 『システムはなぜダウンするのか 知っておきたいシステム障害、信頼性の基礎知識』 日経BP社を読了しました。

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 この本は、日経BP社が、雑誌連載や書下ろしをまとめる形で、ITの基礎的な知識を学べるように編集したシリーズの一冊で、他に『プログラムはなぜ動くのか』、『ネットワークはなぜつながるのか』、『コンピュータはなぜ動くのか』などの本があります。ちなみに、プログラムとコンピュータの本は、ソフトウエア芸人と名乗り、面白いトークとともに確かな技術を教える達人矢沢久雄さんが書かれており、お勧めです。私の場合は、昔研修でこの方の講義を受け以来ファンになりました。情報処理技術者試験の対策としては、特に基本情報処理技術者、応用情報技術者試験の範囲の基礎知識をしっかりと理解する上で役立ちます。



 脱線しましたが、『システムはなぜダウンするのか』はまさに、システムダウンにつながる原因や事例を数多く、そして系統的に取り上げています。かつての一社がソフトウェアもハードウェアも一括して開発納入するメインフレームから、現在の多ベンダーによるオープンシステムの流れ、そして多ベンダーゆえの切り分けの難しさなどは非常に参考になりました。

 また、設定変更、運用上の人的ミスなどは、普段経験しないような分野の事例も学ぶ事ができました。高度試験の午後試験は、様々な事例を取り上げて、受験者ならどうするかを問う形式の問題が多く、いわゆるケーススタディの要素が大きいので、この本を通して多くの事例から学んだことが役に立ちそうです。

 もちろん、実際の実務にも役立つ一冊です。いよいよ、8月に入ったこともあり、次は、ITサービスマネージャのテキスト学習に取り組んでいきたいと思っています。



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【書評】西尾維新 『忍物語』(講談社ボックス)を読了しました。

 物語シリーズの最新作『忍物語』を読み終えました。シリーズ23作目ということで、第1作から欠かさず読んできましたが、随分長い間続いているなと今更ながら感慨深いものがあります。

 前回の『結物語』は、阿良々木暦の社会人生活を描いた作品でしたが、今回から始まる「モンスターシーズン」は、阿良々木の大学時代を描く作品群となるようです。



 今作では、女子高生連続吸血事件の真相を追いながら、忍が吸血鬼となったきっかけであるスーサイドマスターも登場します。今回も、最後まで一気に読ませる完成度の高い作品でした。次回作も気になるところです。

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【書評】谷誠之 久納信之著『アポロ13に学ぶITサービスマネジメント』 技術評論社

 秋の情報処理技術者試験でITサービスマネージャ試験を受けるにあたって、ITILの勉強を兼ねて『アポロ13に学ぶITサービスマネジメント』を読んでみました。ITILについては、すでにバージョン2.0のFoundation資格を取得していますが、大分時間が経っており、ILILの2011年版への改訂も行われていることから、復習の意味もこめて少し勉強する必要があったためです。

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 さて、映画『アポロ13』についてですが、NASAの月面着陸計画であるアポロ計画の13番目のスペースシャトルがトラブルに見舞われ、宇宙飛行士やスタッフたちが、次々におこるトラブルを乗り越え、地球帰還を果たすというストーリーです。

 このアポロ13の各シーンを取り上げながら、ITサービスマネジメントの基本的な考え方を紹介したのがこの本の内容です。ITサービスの価値に始まり、ITSMの目的、サービスデスク、インシデント管理、問題管理、サービスレベル管理、可用性管理、キャパシティ管理、構成管理、変更管理、リリース計画とITILの考え方がよくまとまった本でした。アポロ計画自体は、ITILの登場より前の出来事ですが、国の最先端のプロジェクトであっただけに、ITILを先取りしている部分も多く、しっかりとした内容でした。

ITIL自体の知識について、細かい部分は以下の『ITILとISO/IEC20000がよくわかる本』も参照しながら知識を身に付けておきたいと思っています。

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 現在は、ITサービスマネージャの事前勉強の2冊目として日経BP社から出ている『システムはなぜダウンするのか』を読み進めています。この本は、システムダウンの実際の事例を取り上げながら、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワークなど様々な角度からシステムがダウンする原因と対策についてまとめられているので、午後試験対策にとどまらず、今後の業務にも生かせそうな内容です。

 一通り、事前勉強が終わったら、いよいよITサービスマネージャの試験対策テキスト、技術士の一次試験のテキスト学習に入りたいと考えています。高度試験で合格点を安定してとれるレベルを目指すには、大体3ヶ月は必要と経験上感じているので、そろそろ良い時期かなと思っています。



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【書評】西尾維新『結物語』を読了しました。

 先日購入した西尾維新『結物語』を読了しました。23歳になり、警察官として、故郷に戻った阿良々木暦を描いた本作ですが、ファイヤーシスターズや神原駿河、羽川翼たちのその後、そして戦場ヶ原ひたぎとの関係についても描かれており、少し懐かしいような、ついに書いてしまうのかといった気持ちもする一冊でした。



 話の展開やテンポが速く、オフシーズンの中では一番好きな話でした。まだ次が出るようなので、楽しみに待ちたいところです。

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原田まりる著『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』ダイヤモンド社を読了しました。

 先日購入した原田まりる著『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』を読了しました。
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 著者は、グラビアアイドルやゲームタレントとしても活躍されていた原田まりるさん。とっても綺麗な方ですね。
そして、本の方もとても素晴らしかったです。京都を舞台に、ニーチェ、キルケゴール、ショーペンハウワー、ハイデガー、ヤスパースといった実存哲学を代表する哲学者と17歳の主人公が対話をするという主軸は、哲学の解説としてしっかりしていて、なおかつ読ませる工夫が随所になされていてよかったです。あと、京都の哲学スポット、甘味、カフェなどが沢山登場するのも、興味深かったです。学生時代を京都で過ごした著者だからこそ書ける一冊だと思いました。

 巻末には、本編に登場した哲学者の解説と名言がまとめられていて、けっこう印象に残る一言も多かったです。私が気に入ったのは、「祝福できないならば呪うことを学べ」(ニーチェ)、「幸せの扉は外に向かって開くので、突進しても開かない」(キルケゴール)、「愛はこの世における静かな建設」(ヤスパース)などです。

 これを機会に少しずつ哲学の本も読んでいければと思っています。

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「学ぶことは快楽だ」をキーワードに、通信制大学、資格取得、e-learningなどの情報を発信してきたいと考えています。

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