「ハルマゲドン」は交通の要衝だった

 ハルマゲドンは「メギドの丘」の意味のヘブライ語をギリシャ語で表したものである。メギドはパレスチナの北部、エズレルの谷の南西端にある肥汰な平原を見渡す丘の上の古代都市で、エジプトからシリヤ、メソポタミアへ通じる道と、パレスチナの内陸からフェニキアに至る道とが交わるところで、通商上でも戦略上でも重要な場所だった。

 太古からたびたび戦場となっており、聖書にも紀元前一二四年頃と、前八四二年、前六○九年にここで戦いがあったと記載されている。エジプトを一大帝国としたトトメス三世(前一四七九年即位)は「メギドは千の都市の価値がある」と言っているし、イスラエルの王ソロモン(在位前九七○~九三○年古)も、メギドを要塞都市として整備したと言われている。このような歴史的背景から、ヨハネの黙示録(16・16)にこの世の終末における善と悪との最後の戦いはメギドの丘(ハルマゲドン)で戦われるとある。

 オウム真理教の信者が劇薬サリンを振りまいて多くの犠牲者を出した事件は、まだ記憶に新しいが、彼らがハルマゲドンという言葉を使って、日本でも一般に知られるようになった。オウムの信者は自分たちが神の軍で、信者以外を悪魔とみなし、終局的決戦をいどもうとしていたのだろう。



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