乾電池1本でサメを追い払うことができる

 ときおり、海水浴客やダイバーがサメに襲われたという話を耳にする。最高のサメ対策は、サメのいる海にいかないことだが、近年、新たなサメの撃退法が考えだされている。サメに向かって電流を流すという方法だ。すでに実験によって、サメは乾電池1本の電流でも逃げ出すことがわかっている。

 水槽内でサメがエサを食べようとしているとき、水槽内のサメの前に乾電池を落とす。すると、サメは、エサをあきらめて逃げていくのだ。サメが乾電池を嫌うのは、乾電池から流れる電流に反応するからだ。乾電池を水のなかに入れると、放電現象がはじまる。サメにとっては、乾電池程度の電流でも、強烈な刺激になるのだ。

 サメの頭部には、電流を感じ取る昭ルシチーニ器官とよばれる部位がある。海中の魚は微弱な電流を発することがあるので、サメはその器官によって電流をキャッチし、獲物となる魚を探し当てているのだ。サメは、そうして微弱な電流を利用して捕食しているわけだが、乾電池から流れる電流の電圧は0・45ボルトで、小魚からの電流の3000倍にもなる。その衝撃に驚き、サメは退散してしまうのだ。ただ、乾電池が即サメ対策に有効かといえば、そうとはいえない。乾電池の水中での放電時間は、単1電池で約1分、単3電池なら20秒程度。その間に、サメから逃げなければならないのだ。

 さらに間題なのは、乾電池を海中で水に濡れないように保持する技術が必要なこと。残念ながら乾電池によるサメ撃退法は、いまのところ実用化には至っていない。



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