サマータイムは本当は健康に悪い

 毎年、夏になると、「サマータイムを導入してはどうか」という意見がでる。「サマータイム」とは、時計を1時間進めることで昼の時間を長くして、日の長さを有効に使おうというもの。日本よりも緯度が高く、夏場、日没がひじょうに遅くなる欧米を中心に、70ヶ国以上で導入されている。

 ところが、サマータイムに関する研究報告を見てみると、健康面に悪影響が生じるというデータがすくなくない。たとえば、2004~06年、試験的にサマータイムを導入した北海道の調査によると、28%の人が「体調が悪くなった」と回答。「健康増進に役立った」という人(15%)の倍近くの人が体調の低下を訴えた。

 また、ドイツでおこなわれた調査でも、サマータイムに切り替えたあと、体が慣れるまでに4週間かかり、標準時に戻したあと、体が慣れるまでに3週間かかったという結論がでた。サマータイムが健康に悪影響を及ぼすのは、体内時計が変調をきたすことが原因とみられている。サマータイムを導入すると、最初の一日を23時間で過ごすことになる。それだけでも、1時間の時差ボケにつながり、人によっては感覚をもとに戻すのに1週間はかかるといわれる。

 カナダでは、サマータイム導入直後に交通事故がふえるという報告もあるくらいだ。もちろん、サマータイムが導入されたさい、起床時刻を1時間早め、同時に就寝時刻も1時間早めれば、理屈のうえでは健康的な生活を送れる。しかし、じっさいには、起床時刻が早くなっても、就寝時刻が標準時の感覚と同じで睡眠不足になるなど、なかなか理想的にはいかないという。そのため、現実問題としては、時差ボケ、によって、体調が悪化したと感じる人のほうが多くなるのである。



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