「ドラキュラ」は実在の人物だった

 アイルランド人ストーカー(Bram Stoker)が一八九七年に発表した恐怖物語ドラキユラ(Dracula)をもとにして、ミュルノー(Murnau)が一九一年に作った「吸血鬼」というフランスの無声映画はドラキュラ映画の傑作だった。また一九二○年には米国で「魔人ドラキュラ」という題名で、ユニバーサル社がシリーズを出している。

 これらの映画でドラキュラの名は世界的に有名になった。原作者のストーカーは十五世紀のルーマニアに実在した軍人テープス(vlad Tepes)からヒントを得てドラキュラ物語を作ったという。テープスという男は残忍で、敵とか気に入らない者は、すぐ剣で刺し殺したので、ドラキュール(Draku)という「魔王」を意味するあだなで呼ばれていた。

 ドラキュールをドラキュラとしたのは、このほうが音の響きがよいと感じたからだという。トランシルバニア(ルーマニアの中西部)には、遠い昔、血の病があって、これにかかると顔は青ざめ、歯でかむしぐさをしたそうだ。この病気を治すには、動物の血を飲むとよいと言われていた。こんなことから、夜、墓場から出てきて、人の生血を吸う妖怪の伝説が生まれ、これをジプシーが広めたとのことである。

 ドラキュールが葬られているという僧院で、1931年に考古学者たちが彼の墓を開けてみたが、中は空だった。それにもかかわらず、墓を訪れる人がいたが、生きて戻った人は一人もいなかった。首には四つの小さな深紅の穴があけられていたという。



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