オリンピック種目にかつて「魚釣り」があった

 かつてオリンピック種目でありながら、現在は除外されたスポーツといえば、「野球」と「ソフトボール」を思い浮かべる人が多いだろう。野球は、1984年(昭和59年)のロサンゼルス五輪で公開競技として実施され、1992年(平成4年)のバルセロナ五輪から正式競技となった。ソフトボールは、1996年(平成8年)のアトランタ五輪で正式競技となり、ともに2008年(平成20年)の北京五輪まで実施されただが、両種目とも盛んな国に偏りがあるとして、2012年のロンドン五輪、2016年のリオデジャネイロ五輪では、実施されないことが決まっている。

 両種目の協会や関係者は、五輪種目への復活を目指して活動しているが、同じように、かつて五輪でおこなわれ、その後除外された種目には、「ゴルフ」「ラグビー」「ラクロス」「綱引き」「立ち高跳び」「立ち幅跳び」「乗馬での走り高跳び」「乗馬での走り幅跳び」、それに「魚釣り」などがある。そのうち「魚釣り」は、1900年(明治33年)の第2回パリ大会で採用され、2日間に釣り上げた魚の重量が競われた。しかし、4年後の第3回セントルイス大会では、採用されなかった。2000年(平成12年)のシドニー大会では、魚釣り競技の復活を望む声が強かったが、正式採用には至らなかった。

 また、「綱引き」は、魚釣りと同様、第2回のパリ大会から採用された。しかし、参加国がすくなく、パリ大会でエントリーしたのは、アメリカとフランス、スウェーデンとデンマークの混成チームの3チームのみ。しかも、対戦日が陸上競技の日程と重なり、アメリカが参加を取り消したため、決勝だけの一試合がおこなわれ、混成チームが勝って金メダルに輝いた。その後、綱引きは、1920年(大正9年)の第7回アントワープ大会まで実施されたが、参加国がすくないことや、ルールが国によってちがうことがあり、五輪種目から除外され、現在に至っている。



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