旅客機のタイヤも冬はスタッドレスなのか

 日本では、現在「スノータイヤ」といえば、「スタッドレス」となっている。かつては、タイヤに金属製のパイク(スタッド)を打ち込んだ「スパイクタイヤが使われていたが、路面を削って粉じん公害を引き起こしたため、1990年(平成2)に使用が禁止された。みぞその後は、スパイクを打ち込まなくても、深い溝をつけることで、雪上でも十分なグリップ力を発揮するタイヤが使われている。それが「スタッドレスタイヤ」で、11月になれば、通常のタイヤからスタッドレスタイヤに交換するのも、降雪地域では大切な冬支度のひとつである。そういえば、時速200~300キロのスピードで離着陸する航空機も、タイヤを履いている。滑走路の雪は取り除くとしても、路面が凍結する日もある。

 危険防止のため、冬場はやはりスタッドレスに交換されているのだろうか?

 答えは「ノー」で、旅客機も含めた航空機は、一年中、同じタイヤを使っている。航空機の場合、高速で離着陸するといっても、一直線の滑走路上を走るだけで、複雑な動きをするわけではない。滑走路から誘導路へ入るときなど、進路を変えるさいには、速度を落としているので危険はない。空港では、雪が降れば、まず融雪剤をまいて雪を溶かし、それでもダメなら、除雪車が出動して滑走路などの雪を取り除く。その除雪車は、もちろんスタッドレスを履いている。

 そもそも、地上では山池が多い航空機のタイヤは自動車のタイヤとちがい、縦に深い溝が数本あるだけで、見た日はかなりシンプル。その深い溝は、タイヤと路面のあいだに水がたまって生じる「ハイドロプレーニング現象(雨の日に車が高速で走るとタイヤが浮き、ハンドルやブレーキが利かなくなる)」を防ぐためである。



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