相手を自分の意見に同調させたい時は「私」ではなく「我々」を主語にして話す

 「私は絶対にこう思うんです!」自分の意見を強く主張する営業マンのAさん。だが、悲しいかな、なかなかその意見が周囲に受け入れられない。仲間たちの賛同を得るためには、Aさんはどのような方法をとるのがよいだろうか。

 じつはとても簡単な方法がある。たった一言、言葉を変えるだけでよいのだ。それは、主語を「私」という単数形から、「我々」や「私たち」という複数形に置き換えて話すというものだ。「私は次の会議で新提案を行なうべきだと思います」「私たちは次の会議で新提案を行なうべきだと思います」一語が変わるだけで、ずいぶんと印象が違って聞こえないだろうか。

 このような話し方を心がけると、意外とスムーズに相手が賛同してくれるものだ。「我々」や「私たち」という一人称の複数形には、話し手と聞き手の双方が含まれるため、互いの垣根を取り払い、仲間意識を持たせる効果がある。

 Aさんが「我々」や「私たち」を使って話しかけた相手は、Aさんに対して仲間意識を持つようになるのだ。会議や打ちあわせの際、自分の親しくしている同僚がなにか提案をしたとき、その内容を深く吟味する前に、思わず同意してしまったことはないだろうか。 

 または、友人と知らない人が議論をしているのを見たとき、なんとなく友人の主張の方が正しいものに思えてしまったという経験はないだろうか。「我々」や「私たち」には、これと同様の効果がある。たとえAさんが述べている意見自体が個人的なものであったとしても、あたかも自分もはじめから同意見だったかのように同調してしまいがちなのである。  

 これはメールや電話でも同じこと。自分の意見を述べるときに、「我々」や「私たち」を使うことで、相手との一体感が生まれ、理解を得やすくなる。とくに日本人は帰属意識が強く、「みんなと同じ」「全員そろって」という志向が強い傾向にある。だから、なおさら相手は論旨に引き込まれて、同調してくれるようになるのである。

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