相手を知ることで生まれる「親近感」が心の余裕をつくる

 相手がどんな人か、まったくわからない状況で話をするのは、誰にとっても不安なものだ。話をするのがあまり得意でなければ、なおさら不安感は増すばかりである。こんなときは、アイドルに夢中になった中学生の頃を思い出してみよう。どんな食べ物が好きか、趣味は何か、家族構成はどうかなど、雑誌のページをめくりながら情報を集めたことはないだろうか。そして、テレビにアイドルの姿が映し出されると、まるで実際に何度も会っているような思いにとらわれ、ますます夢中になった人もいるだろう。

 会ったことがない人でも、その人の情報を集めていくと親近感がわいてくる。これを「熟知性の法則」という。初対面の人と会うときは、事前にできるだけ情報を集めておくと、それによって相手の概略がわかり、どう話を進めたらよいか考える材料になる。情報は、「仕事ができる」「気むずかしい」という断片的なものよりも、くわしくて、具体的なほうが効果的だ。「相手の課長は42歳。経済学部の出身。家族は奥さんと子ども一人で、趣味はスポーツフィッシングと家庭菜園」という情報が集められれば、「42歳といえば、現役のバリバリというところか。ぼくよりずっと年上だし、きちんとした態度で接しよう。趣味から考えるとアウトドア派のようだから、日焼けした精惧なタイプかな。何をどこで釣っているんだろう。渓流でイワナかな、海でスズキかな。」と、想像がふくらみ、会うことが不安どころか、楽しみになってくる。

  しかし、初対面でいきなり「スポーツフィッシングがご趣味だそうですね」と切り出すかどうかは、会ったときの雰囲気で決めたほうがよい。人によっては、見知らぬ人に私生活をのぞかれたようで嫌がる場合もある。まして、家族や出身校の話はいきなり出すべきではない。あくまでも、自分が安心して話ができるひとつのきっかけにすればいいのだ。相手に対する好意的な心の準備ができていると、余裕を持って会話のスタートが切れるだろうし、たとえ会話が途切れたときでも、慌てることはなくなるだろう。

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