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挨拶は自分のほうから先にする

 会社の入り口に立っている警備員から、「おはようございます。今日はお早いですね」と声をかけられるのは気持ちのいいものだ。こんなあいさつひとつで、その日のスタートがうまく切れたような気がする。そこで、初対面の人に会うとき、あいさつは自分が先にすることを心がけてみてはどうだろう。

 自分が一歩先んじたような気になり、そのあとの話に余裕を持って臨むことができるからである。相手は、礼を尽くされた心地よさを感じるとともに、「この人の話なら聞いてみよう」という受身の態勢になってくれる。会話をする上で、話の主導権を握ったほうが余裕が持てるのは言うまでもない。心理学の実験で、数人のグループで討論したとき、いちばん初めに口を開いたが、話し合いの主導権を握るというデータもあるくらいだ。その後の会話が思い通りに進むかどうかは別としても、率先したあいさつによってまず第一段階はクリアされたことになるのだ。

 また、そのときに必ず加えたいのが、笑顔とお辞儀である。人の印象というのは「ことば」だけではない。相手に笑いかけることは「愛着行動」のひとつで、「あなたに興味を持っています」という信号を送ることになる。ほとんどの相手はそれを好ましく受け入れるものである。にっこり笑ってお辞儀をすることで、相手に好印象を与えることは間違いない。もしも、初対面で、相手に気づかず先にあいさつされたときは、「大変失礼いたしました」と、よりていねいにあいさつを返すことだ。相手の存在に気がつかなかったことをすぐわびることで、自分の気持ちの中で、相手と対等に向き合うための「しきり直し」ができる。

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