「実はちょっとあがってまして」ことばに出すことでかえって冷静になれる

 人とつきあう場合、第一印象はつきあいが長くなってもなかなか変わりにくいものだ。これは、いったんある人の印象を自分の気持ちの中でつくり上げてしまうと、その後はその人について、自分の下した判断が正しいことを証明するような情報を選択的に集めることによるといわれている。これを「初頭効果」と呼ぶ。だからこそ、初対面の人にはよい印象を持ってもらいたいと誰でも思う。

 しかし、そんな気持ちのせいか、初対面の人と話をするのは緊張するものだ。そこで話の本題に入る前に、軽い世間話でもして場を和らげたいところだが、「はじめまして。本日はお時間をいただき、どうもありがとうございます」の次に続けることばが見当たらない。場を和らげるどころか、気まずい沈黙が流れ、あせる気持ちだけが強くなる。

 こんなときは、かえって自分が緊張していることを、ことばに出してしまうほうがよい。
「実は私、口下手でして」「なかなかこういう場ではうまくことばが出なくて、申し訳ありません」こんなふうに口に出してしまうと、頭の中がすっきりして、次のことばがスムーズに出てくるものだ。すると相手が、「実は私も人見知りなのですよ」と、助け舟を出してくれる場合もある。

 会議などで急に意見を求められて、頭が真っ白になったときも、「あがってしまって、うまく言えるかどうかわからないのですが」と、正直にそのときの状態を自分から言うことで、そのあと、驚くほどスンナリと話ができることがある。人は、「私は緊張している」と、意図的にことばに出すことによって、自分を客観的に見ることができるのである。自分を客観視できたときに、ふだんの冷静さが戻ってくるのだ。

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