IT技術者の英語勉強法 〜TOEICのすすめ〜

 先日、弱虫ペダル検定受験の際に訪れた池袋で、偶然TOEICの専門塾「エッセンス イングリッシュ スクール」の看板を見かけました。TOEIC満点を何度も取得し続ける実力派講師を何人も抱える英語塾で、ここの講師の方たちの本にはかなりお世話になっています。
2015-09-14

 そこで、今回はIT技術者の英語勉強法として、TOEIC受験について少し書いてみたいと思いました。私自身の最高スコアは835点なので、あまり偉そうなことは言えませんが、英語を勉強すると何かと便利だという事は実感としてあります。特に、IT技術者にとって英語は出来た方が絶対得だと考えています。現在、ネットワーク製品やストレージ、仮想化ソフトウェア、Linuxのマニュアル類など、多くのドキュメントが英文であり、販促用のパンフレットやユーザ向けの簡易マニュアルを除くと、英語のドキュメントを読むことは、IT技術者が高い品質の労働を提供する上でなくてはならないものだと思います。

 とはいっても、高い英会話能力が求められる訳ではなく、中学、高校レベルの英語力があれば多くのドキュメントは読み解く事が可能だと思います。なぜなら、英語圏の技術文書ほど、多くの技術者が誤解なく理解できるように、簡潔な表現を選ぶ傾向があるからです。文学作品に登場するような、含蓄のある表現や多義的な意味の広がりを持った表現が技術文書に登場することはほとんどないと思います。逆に言えば、その簡潔で、理路整然とした英文ならではの美しさがそこにはあると言っても良いと思います。では、中学、高校の英語を勉強し直せば良いと言ってしまえばそれまでですが、なかなかそのモチベーションを維持するのが難しいのも現実だと思います。

 そこで、TOEICの出番です。TOEICでは、出題される英単語数は約6000語と英検準1級の9000語と比べると大分少なく、大学受験レベルの単語数より少し多いぐらいです。出題される英語は、ビジネス英語であり、英語の知識というよりは処理速度に重きを置いた出題が多いため、英文技術資料や英文メールを大量に読みこなす練習としてはうってつけだと考えられます。そして、何より自分の勉強の課程を数値化できる事による英語学習のモチベーション維持に役立つという点が、私がIT技術者にTOEIC受験を勧める理由の一つです。

 能書きはこれぐらいにして、具体的な勉強方法ですが、まずは文法が大事です。文法と聴くと毛嫌いする人も多いですが、分からなければ中学1年の勉強からやり直せば良いと思います。大人になってから中学英語を勉強し直すとあっという間に学習が進むので、自分でも驚きました。


 私のお勧めは、学研の『パーフェクトコース中学英語』です。この本は中学で習う英語が一冊にまとまっており、これだけを勉強すればいいという安心感があります。やり直し中学英語的な薄い本もありますが、知識としてやはり不完全なのと、中学生向けの本であれば、解説も中学生が読んで理解できるように丁寧に行われているという点が、この本を勧める理由です。


 次に、高校英語ですが、『総合英語Forest』と『一億人の英文法』をお勧めしたいと思います。Forestはとにかくわかりやすく代表的な英文法をマスター出来るのでお勧めです。また、一億人の英文法はNHKの英語番組など有名な大西泰斗先生による英文法書で、この2つを勉強するというよりは読むことで、それなりの文法知識を身につけることが出来ます。


 そして、いよいよTOEICの受験対策ですが、まずは公式問題集です。試験本番と同じ、リスニング100問、リーディング100問のテストが2回分修められており、Vol1〜6まで出版されています。全て、お勧めですが、新しいものから順に揃えていくことをお勧めします。そして、試験時間通りに1回分ずつ取り組み、答え合わせを是非念入りに行うことをお勧めします。自分がどこを聴きとれなかったのか、どこを解釈し間違えたのかをじっくりと分析することで、自然と本試験の点数も向上していくと思います。公式問題集を舐めるように繰り返し解く事で、表現のストックがどんどんと溜まっていきます。また、先述した通り、TOEICでは時間管理と素早い情報処理能力が求められるので、公式問題集を通して、それらを体得していくことも大事です。


 公式問題集と合わせて、取り組む問題集としてお勧めなのが、冒頭でご紹介したTOEIC満点講師たちによるTOEIC特急シリーズです。このシリーズは新書版というコンパクトなサイズですが、とにかく問題がリアルです。ここでいうリアルというのは本試験に酷似しているという意味です。TOEIC本は大量に出版されていますが、本試験では見かけないような難易度の高い問題や凝った問題ばかりの本も見受けられ試験対策に向いていない本も見受けられます。(英語の勉強にはなるでしょうが。)毎回、TOEICを受験し続けている著者ならではの出題を是非体験してみてください。



 最後に、番外編として実力UPに定評がある中村澄子さんによる千本ノックシリーズ、音楽に合わせて英単語と日本語が交互に再生され、条件付け的な記憶が行えるキクタンシリーズ、対策本ではないですが、TOEICフリークとしても知られるラノベ作家の清涼院流水さんが書かれたTOEICの世界を描いた小説『不思議の国のグプタ』をお勧めしたいと思います。グプタは本当にTOEICの問題でよく見かけるエピソードばかりなので、かなり笑えます。

 ここまでくれば、英文ドキュメントの多くは理解できるようになっていると思います。ブラウザのタブを一つ多めに出しておいて、分からない部分だけをググるというのもお勧めの方法です。少し長くなりましたが、参考になれば幸いです。また、英語については少しまとめてみたいなと思っています。

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