大手前大学スクーリング「カウンセリング心理学」2日目

 「カウンセリング心理学」2日目のスクーリングに行ってきました。今日は、午前中、それぞれが犬、猫、バラ、雑草などになりきって、参加者同士が相談者とクライアントに分かれて、相手の話をうなずき、繰り返し、要約と質問などを交えて聴くワークを行いました。

 繰り返し(オウム返し)や相手の話を要約して質問(確認)するのは実際にやってみると使うタイミングが難しく、これからも練習が必要だなと感じました。他の参加者の方は、皆さん何らかの形で他の方の相談を受けるお仕事をされており、私自身がクライアント側を演じた時は、自分の気持ちをちゃんと受けとめて貰えている感覚、自分の中の問題が整理されたり、問題だと思っていた事柄の違う側面が見えてくるという気持ちがしました。

 カール・ロジャーズの来談者中心療法では、このようにカウンセラーが助言(アドバイス)や指示をするのではなく、クライエント自身の成長する力を、クライエント自身が発揮するのを手助けするという側面があるのですが、このワークではその事がとてもよく実感されました。

 午後からは、来談者中心療法のカール・ロジャーズ、ゲシュタルト療法のフレデリック・パールズ、論理療法のアルバート・エリスという心理療法を代表する3人が、それぞれの療法を用いてグロリアという一人のクライエントに実際にカウンセリングを行っている映像を収めた記録映画「グロリアと3人のセラピスト」を見ながら、創始者自らがどのようにカウンセリングというものを考え、実践しているのかを学びました。

 こういった映像資料があることも初めて知ったので驚きでしたが、それぞれのカウンセリングのあり方もとても個性的で驚きました。ロジャーズのカウンセリングでは、男性との付き合いについて、ロジャーズに答えを求めるグロリアに対して、その問題は私が答えられる問題だとは思われませんとあくまでも、グロリア自身の気づきが訪れるのを優しく待つといった姿勢が印象的でした。また、カウンセラーの自己一致とその瞬間の気持ちを素直にクライエントに伝えるという部分では、時にはカウンセラーがどうしてもクライエントに好意的になれないという気持ちですら、ストレートではないにしても伝えていくという姿勢にも驚かされました。
 パールズのゲシュタルト療法については、本などでエンプティ・チェア(空の椅子)を用いたワークなどとてもユニークなカウンセリングを展開した人物であるという印象があったのですが、パールズ本人の映像を見て、さらに驚かされました。タバコを吸いながら登場し、クライエントのグロリアの怒りを引き出すようなカウンセリングの進行には、びっくりさせられると同時に、その奥深さに、どのような意図が隠されているのか、今後の学習を通して学んでみたいと思いました。

 最後のアルバート・エリスは、クライエントが抱える不合理な信念を、クライエント自身に反駁させるABCDE理論などで有名ですが、実際のカウンセリングも論理的にグロリア自身の考え方を捉え直していく過程が印象的でした。カウンセリング心理学の第3回は、一週空いて、再来週に開講されるので、今からどんな講義なのか楽しみです。その前に、来週末に控えた第二クールの科目修得試験、レポート課題締切日に向けて、まずは頑張りたいと思っています!(今日の講義内容は、実際には3日目に予定されていたもののようです。)

本日の学習結果

カウンセリング心理学 第11回 「グロリアと3人のセラピスト」について  済
ビデオ鑑賞の前に必要な解説をする

カウンセリング心理学 第12回 「グロリアと3人のセラピスト」Ⅰ 済
実際のカウンセリングを鑑賞する

カウンセリング心理学 第13回 「グロリアと3人のセラピスト」Ⅰの解説 済
ロジャーズのカウンセリングについて学ぶ

カウンセリング心理学 第14回 「グロリアと3人のセラピスト」Ⅱ 済
ゲシュタルト療法のカウンセリングを学ぶ

カウンセリング心理学 第15回 「グロリアと3人のセラピスト」Ⅲ 済
論理療法のカウンセリングを学ぶ

本日受けた講義の合計 5コマ
今までに終えた講義の合計 209コマ

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