日本にはかつて紙を食べる健康法があった

 紙を食べると聞くとヤギを思い浮かべますが、昔の日本人の健康法には紙を食べるものがあったことがわかっています。

 平安時代末の『古今著聞集』という書物には「紙雑炊」という言葉が登場し、どうやら下痢にきく薬として紙が食べられていたようです。また中世から近世初頭には、悪病をはらうまじないとして、紙を食べる習慣がありました。

 また、江戸中期の書物『料理珍味集』には、紙で作る「日くり餅」という料理が登場します。そのレシピは、「奉書紙を三日ほど水に漬け、よくたたきつぶしてから葛を混ぜ、味噌汁でこね、適当に切って、味噌で煮る。この餅を食べる人は年中悪病にかからない。食べる時期は夏の土用がよい」というものです。

 奉書紙とは、幕府などが命令を下すときに使われた紙で、要するに和紙のことです。楮の皮を木炭で蒸して繊維にしたものから作られます。楮はクワ科の落葉低木で果実は食べられ、お酒にもされます。
 考えてみると紙の原料はもともと植物なのだから、食べて食べられないことはありません。ただし、紙は紙、味の方は如何に。



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