無料のe-learningを受けてみる!第5回 「青年海外協力隊講座 その5」

 「青年海外協力隊講座」の第5回は「5. ボランティア体験と社会還元」を受講しました。最終回となるこの講座では、青年海外協力隊としての活動を帰国後どのように生かすのかについて考えました。

 以下、私が提出したレポートです。

課題:
青年海外協力隊員としての活動経験を帰国後どのように活かせると思うか、その意義とともにあなたの考えを述べて下さい。(字数制限なし)


 現在、国立大学法人にて、情報技術担当の職員として勤務しており、青年海外協力隊においても、主にサーバ、ネットワークの構築・運用、ユーザへのサポート・技術教育といった分野で貢献していきたいと考えております。派遣国では、文化の違いを越えて、その国の人々のユーザ教育とサポートに取り組んでいきたいと考えています。

 その中で、特に発展国、開発途上国を問わず昨今問題となっている情報セキュリティに関する意識の向上とウィルス対策ソフトの適切な利用、サーバー・ネットワーク側でのセキュリティ対策技術の伝達に力を入れていきたいと考えています。

 なぜなら、国境を持たないインターネットの世界では、どの国にあるコンピュータであれ、セキュリティが甘いコンピュータが、サイバー犯罪の被害にあったり、DDOS攻撃のように、踏み台攻撃に利用されるといった問題が起こりうるからです。また、迷惑メールの増加の原因の一つには、セキュリティの甘いメールサーバが中継サーバとして用いられる事が多いことも挙げられます。その為、情報セキュリティの意識向上と技術知識の共有は、国際的な規模で求められる問題だと考えられるからです。

 また、インターネットの国境を持たないという性質は、危険性と同時に、大きな可能性も秘めていると考えられます。インターネットを通じた異文化交流、あるいは商取引の可能性、そこに派遣国の人々が安全に、そして平等な形で参加出来る支援をする事も情報技術による支援という事を考える際、重要なのではないかと考えております。

 以上のような事柄を踏まえ、帰国後の勤務、地域活動においては、派遣国での人々とのつながりを生かし、日本の地域社会と派遣国の地域社会の文化交流をインターネットや電子メール・SNSなどを大きく活用しながら、行っていくと同時に、日々刻々と変化する情報セキュリティの考え方・技術情報の伝達・交換が出来る仕組み作りにも関わっていければと考えております。
得点:10点



 五つの講座修了後、一月程度で、立派な修了証が送られてきました。青年海外協力隊に興味をお持ちの方は是非、挑戦してみてはいかがでしょうか。

無料のe-learningを受けてみる!第4回 「青年海外協力隊講座 その4」

 「青年海外協力隊講座」の第四回は「4. 協力活動手法の考え方」を受講しました。この講座では、実際に派遣された隊員の方の事例について学びながら、協力隊活動に必要とされるものについて学びました。

 以下、私が提出したレポートです。

課題:
この教材を学習し、気づいたことや理解が深まったことを書いてください。(字数制限なし)


 本コースでは、実際の先輩隊員の具体的な活動事例の学習を通じて、青年海外協力隊の現地での活動に求められるものが、単に専門技術・知識に留まらず、現地の人々の現実の生活、文化、地理的な背景に柔軟に対応していく、発想力や応用力を含んだものであることが理解出来ました。

 パート1では、協力隊活動の基本姿勢として、西アフリカで活動した栄養士隊員の方の事例から、現地の人と同じ言葉で話し、同じ物を食べる協力隊活動とはどのような活動なのかを学びました。事例では、現地の方が実際に飲料水として用いている井戸水が、多くの細菌や病原菌を含んでいる問題に対して、塩素剤や市販浄水器といった先進国ならではの手段による解決を行うのではなく、すでに村にあるもの(トイレットペーパーとペットボトル)を使い、簡易的な浄水器を作ることで解決をはかった事例が紹介されていました。
 
 この問題には、飲料水の衛生に関する知識、濾過に感する知識といった専門的な知識の必要性という知識の側面もありますが、それに加え、すでにある物を組み合わせ、問題に新たな解決をもたらすという柔軟な発想力を持ち合わせることの重要性という点がもっとも大切な点であったと考えられます。

 大学時代、文化人類学の講義で、未開社会において、在り合せの物を用い、生活に必要なものを作り出す営み、プリコラージュという考え方を学んだ際、先進国の人々は、産まれた瞬間から、大量生産による商品とその消費という生活、つまり既製の解決策による生活に慣れてしまっており、プリコラージュの考え方を失って久しいという議論を学びましたが、私たちが青年海外協力隊の活動の中で、求められているものこそ、まさにこの考え方に近い能力なのではないかと思われました。
 
 パート2では、協力隊活動に求められる視点として、アフリカでの簡易コンロの普及活動の事例を通し、ケニア、ザンビアでの実際の普及のあり方の比較を通して、協力隊活動に求められる、現地の人々の価値観、地理的背景にあった援助の必要性を学びました。

 ザンビアにおいて、簡易コンロが、ケニアにおけるほど普及しなかった背景として、製造に必要な粘土質が土壌に少ないといった地理的な問題、地元の人々が、簡易コンロの長期的なメリットよりも、安価だがデメリットの多いバウラを用いる短期的なメリットを選択する傾向があったという経済的な問題、そして焼き物職人の組織力が低いという人に関する問題が挙げられていましたが、この事から、協力隊活動には、現地の地理に関する理解、現地の人々の価値観への理解、そして人々が暮らしてきた歩みや歴史といった現実をより深く理解していくことの大切さを学ぶことが出来ました。

 また、私たちの生活と現地の生活の違いを理解するという前提に立ったときに、はじめて現地の人々の生活を尊重しつつ、次第に短期的なメリットから、長期的なメリットへと移行していく可能性も開けてくるのではないかと思われます。

 現地の人々に対し、衛生や安全への配慮、環境や資源問題に対する配慮という視点を伝え、先進国が、その発展の途上で犯してきた過ちを繰り返さない為の支援を行うこと、その上で持続可能な発展の支援をしていく事は、決して容易なことでは無いと考えられますが、協力隊をはじめとする地道な支援とコミュニケーションの積み重ねこそが、それを可能にすると私は考えています。

 最後に、柔軟な発想力と現地の人々に対する理解力の必要性は、協力隊での支援に必要という事はもちろんですが、帰国後の活動の中でも多いに意味を持つものだと感じられました。

 なぜなら、国際化、価値の多様化の時代を迎えた日本では、現在、決められた答えの無い問題に対して、与えられた状況の中で、いかに最適な問題解決の方法を考えていくかという事が喫緊の課題となっており、またそのような問題に出会う機会も増えていると考えられるからです。

 そのような日本で、新しい生活のあり方について模索する際に、協力隊活動を通じて養われた発想力と自分とは異なった価値観を持った人々やその現実を理解する能力は、大いに役立っていくのではないかと考えております。
得点:10点

無料のe-learningを受けてみる!第3回 「青年海外協力隊講座 その3」

 「青年海外協力隊講座」の第三回は「3. 世界の宗教事情」を受講しました。青年海外協力隊として、海外に派遣されて行く中で求められる現地の人々の宗教について学習しました。このコースはレポート以外に選択式の確認テストがあります。

以下、私が提出したレポートです。

課題:
海外においてあなたの信じている宗教について尋ねられた時、あなたはどのように答えようと思うか、その理由とともに、あなたの考えを書いてください。(字数制限なし)


 私自身は、仏教を信仰しており、宗派としては天台宗を信仰しております。仏教への信仰は、お盆のお墓参りや、お葬式といった故人や先祖を思い出す機会を与えてくれる大切なものです。しかし、日常的な信仰となると、純粋な仏教徒という言い方は正しくないかもしれません。

なぜなら、日本では、仏教以外にも、神道・キリスト教をはじめとする多くの宗教が信仰されており、結婚式では、神道とキリスト教の両方の形式が存在し、年間を通しても、お正月、キリスト教由来のクリスマスなどの行事を、信者であるとないとに関わらず、多くの日本人が祝っています。日本には、神道に加え、古来から様々な宗教を海外から輸入してきた歴史もあり、それが様々な宗教のごちゃ混ぜに信じられている今日の状況へとつながっています。

 宗教を人々の生活や死生観と深く結びつき、そこから人生の意味を引き出すようなものとして考えるならば、日本人のときには仏教、ときには神道、ときにはキリスト教という信仰のあり方は、特殊なものであり、悪く言えば、宗教的関心が弱さ、無宗教的な傾向が強いという見方もできるでしょう。これらの宗教的関心の弱さは時に、若い人々をカルト的な宗教へと駆り立て、オウム真理教の一連の事件に見られるように、非人間的な教義をもつ宗教の登場を許してしまう弱さともなっているのかもしれません。

これらの非人間的な教義をもつ宗教の大きな特徴は、歴史上多くの宗教が通り、克服してきた、他の宗教や価値観を持つ人への不寛容・排他主義を極端な形で備えているという点にあるのではないでしょうか。不寛容・排他主義は、ときには無差別テロさえも導き出してしまうものであり、人を生かすという本来の宗教が持っていたあり方とは、ほど遠いものであると言えるでしょう。

 しかし、日本人が様々な宗教の教えを同時に信仰しているというあり方は、同時に日本人の宗教に対する寛容さ、つまり違う価値観の混在を許すという民族性を示しており、カルト宗教が歩んだ方向とは真逆の特徴を備えているとも言えるでしょう。

 この他の宗教への寛容さ、そして他の宗教を理解し取り入れていくという日本人が歩んできたあり方は、青年海外協力隊における支援活動においても、現地の人々の宗教への理解を深めるにあたって、また異なる信仰を背景に持つ人々の実際の生活を尊重しながら、持続可能な開発の支援をする上でも大切になってくると考えられます。
得点:10点


無料のe-learningを受けてみる!第2回 「青年海外協力隊講座 その2」

青年海外協力隊講座」の第二回は「2. 戦後日本の国際協力の歩み」を受講しました。青年海外協力隊が、日本の戦後復興の流れの中でどのように発展してきたのかが学習できます。

以下、私の提出したレポートです。

課題:
これまでの日本の政府開発援助(ODA)の成果と今後の課題について、あなたの意見を述べて下さい。(600字以上2000字以内)


 今回、このコースを学ぶ中で、戦後の日本が復興を成し遂げる中で、アメリカを中心とする物資や資金による援助、世界銀行による融資など、多くの国際社会からの援助が大きな役割を担って来たことが理解出来ました。また、賠償庁の設立、アジアへの損害賠償から始まった日本の国際社会への取り組みが、コロンボ・プランへの参加、そして1989年には金額ベースのODAで世界一となるまでの歩みについても学ぶ事が出来ました。

 そして、1992年に閣議決定されたODA大綱には、人道的考慮・相互依存性・環境保全・自助努力の支援の4つの基本理念と環境と開発の両立・軍事的用途や国際紛争助長の回避・国際平和の安定の維持強化・民主化の促進の4つの原則の基本方針が含まれており、この中には、日本のODAの今後を考える大きな指針が含まれていると考えられます。

 つまり、今後のODAでは経済性の発展といった側面だけではなく、人道的な側面や民主化の促進という内容に含まれるような援助される国の政治的成熟に関わる側面、援助される側、援助を受ける側という関係を超えて、ODAを受ける側の自助努力の支援といった国同士が対等な立場で関わるといった側面が、ますます求められていくと考えました。

 また、環境と開発の両立、軍事的用途や国際紛争助長の回避という項目については、先進国が、自らの開発の途上で、歩んできた公害や技術の軍事的利用といった問題を、今現在、開発途上にあり、援助を必要としている国が再び抱えないように、支援していくこともODAの大きな課題のひとつであることを意味していると考えられます。

 しかし、環境問題や技術の軍事的利用という問題が、時に経済的な発展と不可分である事を考えると、この事が経済発展の足かせとなってしまう可能性をどれだけ低減できるのかという事がこれからのODAには求められていくのではないかと考えられます。

 環境負荷の少ない、技術のノウハウの提供であったり、軍事的転用が困難な技術の提供がこれらの支援を行っていく上でのひとつの要素となるだろうと思われます。また、今後の国際社会では、「安全性」や「信頼性」の向上という事も大切な事柄になるだろうと考えています。その為、リスク管理の手法や考え方について、伝えていく活動も大切になってくるのではないかと考えています。
得点:10点

無料のe-learningを受けてみる!第1回 「青年海外協力隊講座 その1」

インターネットが発達し、動画配信・再生も容易になった現在では、教育のかたちにも大きな変化が起きています。
ここでは、管理人(哲GACKT)が受講してきたe-learningの中から、無料のものに限定してご紹介していきたいと考えています。

 記念すべき第一回は、「青年海外協力隊講座」です。この講座は、インターネット上で青年海外協力隊の成り立ち、青年海外協力隊員として求められるもの、その実践について学べるもので、青年海外協力隊に選ばれた人達の事前教育として使われているだけでなく、一般の人にも公開されています。

 それでは、早速内容を見ていきましょう。会員登録が完了すると5つの講座を順番に受講していくことになります。
ひとつの講座は、スライド動画を中心とした学習とそれに基づくレポートの提出、アンケート提出の順で進んでいきます。
5つの講座どこからはじめても良いのですが、まずは、「1. 青年海外協力隊の歩みと理念」から学びました。
以下、実際に私が提出したレポートです。

課題:
青年海外協力隊員として活動する上で、大切に持ち続けなければならないことは何かについて、事業理念を踏まえ、あなたの考えを書いてください。(600字以上2000字以内)


 40年以上の青年海外協力隊の歴史とその理念を学んだ上で、私が青年海外協力隊として活動する中で大切にしなければいけないと考えたことは、まず第一に、派遣国の人々を理解するということです。理解という視点から見たとき、自分自身の持つ専門技術、知識を国際協力に生かすという意味も大きく変わってくるのではないかと思いました。

 派遣国の人々を理解する為には、その国の言葉とその背景にある文化に対する理解を深め、そこ生きる人々と共に生活し、協力していくという事が不可欠になってくると考えられます。派遣国の人々とそのような関係を築く上で重要となるのが双方向的なコミュニケーションの積み重ねなのではないかと私は考えています。双方向とは、専門技術や知識を教える、教わるという一方通行な関係ではなく、専門技術や知識を伝えながらも、派遣国の人々と共に試行錯誤しながら、その技術や知識を共に深めること。つまり、派遣国の人々が技術や知識を実際に活用できる自助的な力を向上すると同時に、派遣される私自身も、派遣前より深い形で、自分の専門知識、技術を高める事を意味すると考えました。

この事は、派遣される側はもちろん、派遣国の人々の側にも主体性が求められるという事でもあり、自分自身で問題解決をはかり、自助努力の力を育てる上でも大切であると考えられます。OBの方々のお話を通して、現在の青年海外協力隊の援助が、一時的なものではなく、現地の人々にとって本当の意味で、支えとなる恒常的な援助となってきた背景にはこのような側面があったからではないかと考えています。

 このような主体的で相互的なで形で、私自身が派遣国で国際協力活動を通して、体験、獲得した知識は、帰国後に派遣国で得た成果を日本の社会に還元していく上でも大きな意味を持つことになるのではないかと考えています。国際化が進む中で、欧米を中心とした文化だけではなく、様々な発展途上国や地域の文化理解もますます大切となっていくことも考えるならば、青年海外協力隊OBが地域社会における異文化理解の促進を担う中心的な存在として、ますます必要とされると考えられます。

 また、国際化の問題は、単に文化の相互理解を深めるという必要性以外に、経済的な仕組みの中で、世界中の国々同士の影響がより強まっていくことも意味していると考えられます。私自身は、主に情報技術を専門としていますが、特に国境の無いインターネットの世界を例に挙げるならば、そこでの成功には、個々人の工夫とアイデアが求められると同時に、ウィルス対策や侵入対策のように世界的共通の専門技術の獲得という側面があると考えられます。

 派遣国の文化を理解し、その独自性を尊重しながらも、それらの国々の人々が国際的な市場の中で、経済的な競争力を獲得する力を養うこと、その手助けとなるような活動が求められるのではないかと私は考えています。
得点:10点



 レポートは提出後、五日程度で採点されて戻ってきます。是非、興味のある方は受講してみて下さい。
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takemaster2014

Author:takemaster2014
「学ぶことは快楽だ」をキーワードに、通信制大学、資格取得、e-learningなどの情報を発信してきたいと考えています。

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